ふたつのひかり
私は約一年間、ひかりをテーマにして撮り続けてきました。
自分にとってのひかりとは何だろうと思い、最初は目で見てわかるような、太陽の光を撮ったり、部屋の窓から入ってくるひかりを撮ったり、、
結局のところ答えなんてないのかもしれないですね。ただ自分がひかりという形のない物を写真を通して見たときに、どんな世界が見れるのかという好奇心でしかなかったかもしれない。
今年の6月、写真をだいたい撮り終えて、さて応募する写真は何にしようか考えていたのですが、正直何を表現すれば良いのかかがわりませんでした。
最初に、縦写真でランプシェードと窓が写った写真を使おうと決めていました。あとは組写真にしたかったので、もう一枚何を合わせるのが良いか悩んでいました。
そんな中、葉っぱに太陽のひかりが降り注いでいる写真を見ているときに、ふと思いついたのが、二つのひかりを比較させてみたら面白いんではないかということでした。
ランプと葉っぱの写真はまったく物としては異なりますが、
ランプの写真は、人工的な物を通して捉えるひかり、また日常的に捉えているひかりでもあります。
葉っぱの写真は、自然の植物に降り注ぐひかり。もっとひかりそのものに近づいていて、人間の目では捉えきれないひかりのようにも感じます。
この二つを対象的に並べてみたときに、なぜか違和感がありませんでした。なぜなら、二つのひかりではあるけれど、結局は一つのひかりとして、それ以上にひかりという形のない物の中の一部分として、ふたつのひかりは存在しているからだと思います。
ひかりというテーマでの写真は、今回の作品展をもって終わってしまいましたが、これ以上撮っても答えは出ないし、答えというのはそもそもないので、私の中で完結していればよいかなという気持ちです。
たぶん沢山の方に見て頂いたと思います。皆様ありがとうございました!
これからも、もっと自分でも知らない世界を魅せていくことができるように頑張りたいと思います!!
こちらのブログにたどり着いて読んで下さった方々、ありがとうございます!
他にも今まで撮ってきた写真をフリッカーに載せていますので、こちらも合わせて見ていただけると、自分がどんな人間かわかると思います。
ぜひ見てくださいね☆
それでは、また。
↑の写真は、作品展を見ていたときにいいなと思ったので撮ってみました!
作家名もタイトルも覚えてないのですが、私は好きです。
https://www.flickr.com/photos/karin-gallery/
kn.blanchett@gmail.com